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中央新幹線実現に向けて
リニア中央新幹線の実現に向けて
平成23年6月
リニア中央新幹線建設促進諏訪地区期成同盟会
中央新幹線は昭和48年に、全国新幹線鉄道整備法に基づく「基本計画」として決定され、起点を東京都、終点を大阪市と定め、主な経過地として、甲府市付近、名古屋市付近、奈良市付近を通過することとしています。
この東京・名古屋・大阪を結ぶ中央新幹線を超電導リニアモーターカーによって実現させ、東京~大阪間を約1時間で結ぶのがリニア中央新幹線です。
国は平成23年5月南アルプスを貫くCルートによる中央新幹線の整備計画を決定し、JR東海に建設指示を出しました。これにより基本計画決定から40年近くを経てリニア中央新幹線は計画から実行段階に移りました。
しかしながら、諏訪地区で長年にわたり要望していたBルートや諏訪地区内への駅設置の実現は叶わぬものとなりました。
今後の活動は、県、市町村(広域連合)、経済団体等で組織されるリニア中央新幹線建設促進長野県協議会と連携しながら建設促進活動を継続するとともに、山梨県、下伊那に設置される中間駅へのアクセス網の整備や中央東線の高速化など、リニア中央新幹線の整備効果を諏訪地区に最大限いかせる方策を検討し要望していきます。
リニア中央新幹線の実現に向けては、まだ多くの課題が残されていますが、皆さんのご理解とご協力を頂きながら諏訪地区としての取り組みを展開していきます。